食物栄養学科

福祉栄養コース

介護職員初任者研修の資格をもち、
介護技術を学んだ栄養士として
福祉分野のプロを目指すコースです。

取得可能な資格

  • 栄養士(国家資格)
  • 介護職員初任者研修
  • レクリエーション・インストラクター
  • マイクロソフト オフィス スペシャリスト
  • 社会福祉主事任用資格
  • 食育指導士®︎

介護職員初任者研修資格を取得し、
福祉で活躍

栄養士としての専門性を持った介護員として、
職域がさらに拡大

超高齢社会の日本では介護技術を身に付けた栄養士の必要性がますます強く叫ばれています。本コースは栄養士に加えて介護職員初任者研修の資格取得を目指し、福祉分野で幅広く活躍できる優秀な人材を養成します。

高齢者の健康を維持するために重要な栄養士としての知識を持った介護員は、今後もさらに活躍できる職域が拡大していきます。高齢者向けの施設やサービスで高齢者にとって何よりも楽しみな食事の提供を、栄養と味の両面からリーダーシップのとれる栄養士。栄養士と介護の専門性の2つが同時に学べる本コースの意義がここにあります。

実社会で通用する知識と
基本技術を習得

地域の高齢者の増大や介護の社会的期待に応え、
介護員としても、介護施設に勤める栄養士としても
困らない知識と基本技術の修得に万全を期しています。

講義・実技講習

講義は介護員として必要な知識を身につけ、実技講習は車いすなどの福祉機器や用具などを用いた介護の基本技術の修得します。

子どもの食事と
高齢者の食事の違い

児童福祉施設(保育所等)や老人福祉施設(高齢者施設等)においては、ライフステージに合わせた食事の提供が重要です。

子どもの食事では五感を使い心身を成長させることが重視され、成長に合わせて食材の種類や大きさを変更します。手作りのおやつも提供されます。

一方、高齢者の食事では噛むことや飲み込むことが難しい方にも、無理なく安心して食べてもらえるように、見た目も美しいムース食やとろみ食などが提供されます。本コースではそれぞれにあわせた専門知識を身につけます。

教員からのメッセージ

助教 伊木 亜子
(健康食生活論、調理学、調理実習Ⅲ 他)

生活の質(QOL)向上を
支援する

福祉栄養コースの魅力は、福祉分野で必要なコミュニケーションや介護技術を身につけるため、社会福祉主事任用資格や介護職員初任者研修の資格を取得できることです。子どもや高齢者、障がいのある方々のQOL向上を支援する観点から「食」と「栄養」の学びを深めます。特に学外実習で設定する研究課題解決のため、学生同士で自主的に学び、福祉分野の知識・技能をより一層深めます。