先輩インタビュー
木村風香 さん 食物栄養学科

- 学科
- 食物栄養学科
- コース
- 調理栄養コース
- 卒業年月
- 令和2年
- 進路
- 日清医療食品株式会社 北東北支店 特別養護老人ホーム松風荘

深まった信頼は家族と離れている寂しさも補ってくれる
①現在の主な仕事内容は?
委託給食会社の栄養士として、調理師さんやパートの方と連携し、利用者様に提供する食事の盛り付け、確認作業を主に行っています。最近では、主要な調理作業の管理を任せられることも増えてきました。
②栄養士を目指そうと思ったきっかけは?
私が栄養士を目指したきっかけは、シンプルに食べることが好きだからです。人が生きていくために不可欠な食に関わり、食を通してもっと健康になりたいと考える人や、病気をよくしたいと考えている人たちに貢献したいと考えています。
③函短に入学を決めたポイントは?
青森でも栄養士の資格がとれる短期大学はあったのですが、2年間で栄養士と調理師の資格を取得することができるダブルスクールに魅力を感じました。ダブルスクールでは、特に日本料理、中華料理、西洋料理の専門的な調理技術や盛り付けについて学ぶことができます。函館市内有名店の料理人の方が、講師として指導してくださることもあり、幅広く、奥深い食の世界を知る機会となっています。
④学生生活はどうでしたか?
時間が限られている分、中身の充実した2年間を過ごすことができました。短大では、一人暮らしを始めたこともあって友達と過ごす時間が圧倒的に増えました。一緒に楽しみ、一緒に苦労し、一緒に辛い思いを共有し、そういった中で深まった信頼は家族と離れている寂しさも補ってくれるほどでした。これからも友人との関係を大切にしていきたいと思います。
⑤特に印象的だった/楽しい授業は何ですか?
特に楽しかった授業は給食管理実習です。給食での大量調理を知ることができ、色々な人と調理を行うため、友達が増えます。また、自分たちで調理した給食をおいしいと言ってもらえた時はとても嬉しかったです。
⑥函短での学びが活きたと思った時は?
給食管理実習での授業は色々な人と関わるのでコミュニケーション能力が身に付き、大量調理を学ぶことができるのはもちろん、下処理から盛り付けまで多くのことを学ぶことができます。私は栄養士として就職しましたが、調理業務も行っています。栄養士と調理師の資格を取得したことがとても役立っています。
⑦将来の夢は何ですか?
現在は特別養護老人ホームで仕事をしていますが、病院など他の様々な施設でも仕事をしてみたいと思います。色々なことをたくさん経験して、多くの人と触れ合っていくなかで、自分が栄養士として一番やりたいことを見つけて、社会に貢献していきたいと思っています。