函館短期大学ニュース

つどいの広場

2018.10.29
「親子体操あそび」―みんなで動物園に行こう―

 つどいの広場では10月13日(土)、函館市社会体育振興会の高森眞里子指導員を講師に迎え、子育て講座「親子体操あそび」を開催しました。1歳から5歳までの子供と保護者7組が参加しました。土曜日だったこともあり、2名のお父さんが参加してくれました。
 初めに開脚などのストレッチをしました。手足を浮かせてお尻だけでバランスを保つという動きは、子供は難なくこなしていましたが、大人には難しく、苦しそうな声が漏れていました。体が温まり、柔らかくなったところで、本格的に体操が始まります。

 今回のテーマは「みんなで動物園に行こう」です。さあ、「動物園」ごっこの始まりです。音楽に合わせ「バスに乗って」の体操をした後は、「動物園」に出発です。トンネルをくぐり、ハードルを跳び越え、縄跳びの川を越えると、「動物園」です。最初は、お手本を見ながら、慎重に片足ずつ跳び越えたハードルでしたが、何度か跳ぶうちに本物のウサギさんのように両足で上手に跳びこえられるようになっていました。「動物園」では、参加者みんなが動物に変身しました。大きく手を振り象の真似をしたり、床に寝ころび蛇の真似をしたりしました。動物になりきって鳴きまねをする子供もいました。子供の蛇は元気に動いていましたが、ここでも大人の蛇はなかなか前へ進めず苦笑いをしていました。
 動物に変身して遊んだ後は、お寿司の体操です。「おすしすしすし」を親子でしました。お父さんお母さんがシャリになり、子供がマグロやエビになりました。まだ自分で背中に上がれない子は、お母さんがお手伝いして、家族みんなでお寿司を完成させていました。

 休憩タイムを挟んだ後は、親子でゲームの時間です。お父さんやお母さんのおひざで椅子取りゲームをし、最後は大根抜きをしました。子供たちが手をつなぎ大根になりました。引っ張られないようにお互い協力する子供たちの姿を見て、初めて会った子同士でもこんなに仲良くなり、協力できるんだなと思いました。

 楽しい時間はあっという間におしまいです。「参加できてよかった。こんなに楽しめるなんて思っていなかった」というお母さんの声や「また体操したいね」という子供の声が多く聞かれました。スポーツの秋を楽しんだ時間でした。

                                                (文:木下 写真:山田)