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函館短期大学からのお知らせ

10月と11月に専門職研修講座を開催 地域の保育士ら計105人が参加

2018年12月12日(水)

 函館短期大学子育て研究所は10月28日(日)と11月18日(日)に保育士、幼稚園教諭など地域の保育に携わる方々を対象とした「専門職研修講座」を開催しました。この講座は地域の子育て環境の充実を図ることを目的に、子育て研究所が9年前から実施している事業です。
 今年度第1回目となる10月28日の講座には、77人が参加。「気になる子の支援―保育の中で活かせる手立て―」と題し、社会福祉法人侑愛会つくしんぼ学級の金沢京子園長が講演を行いました。
 金沢園長は、「気になる子」を育てる母親のストレスや苦悩などを理解することの重要性を説明。母親たちが、育てにくさを感じながら、誰にも相談できずに苦しんでいることや、保育者に、わが子のできないことばかりを言われる辛さなどを説明しました。そのうえで、金沢園長は「母親の子育てを応援する姿勢が重要である」と話し、「気になる子」の特性や支援の仕方などを説明しました。参加者からは「もっとお話を聞きたい」「明日からの保育に役立てていきたい」といった感想があがっていました。
                             

 11月18日には2回目の講座が開催され、28人が参加。「保育に関する事例検討会」というタイトルで、保育学科の赤坂和哉准教授が担当しました。保育士は日々の保育の中で、子供の理解できない行動を目にすることがあります。赤坂准教授は、専門である精神分析の観点から、そういった子供の行動をどのように理解することができるのかについて焦点をあて、事例をもとに参加者同士で考えました。
 この日の講座は、まず「事例検討会」とはどのような目的でどのような形式で行っていくのか等の話から始まり、「精神分析」とはどのような学問なのかを説明、大人とは異なり言葉を十分に操れない子供に対しては「言葉」ではなく、「遊び」をつかって精神分析が行われてきたこと(遊戯療法)等の話がありました。そして、今回取り上げた子供に関する事例の中で重要であった「エディプス・コンプレックス」(フロイトが提唱した親子関係にまつわる無意識的な心のあり方)の説明があり、それが実際にどのように展開されるのかを事例で確認しました。
 今年度は12月16日(日)午前10時から、「自分を育て、園を育て、こどもを育てる音楽表現のスキルアップ」(講師:保育学科専任講師 山下真由美)と題し、3回目の専門職研修講座を開催いたします。問い合わせは、子育て研究所 ℡0138-57-1800(代)まで。