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平成29年度第3回専門職研修講座 報告 ~ 東京大学 遠藤利彦先生をお迎えして ~

2018.02.08

 平成30年1月13日(土)に、「乳幼児におけるアタッチメントと保育者の役割」と題して第3回目の専門職研修講座を開催いたしました。今回は講師として東京大学教授の遠藤利彦先生にお越しいただきました。専門職研修受講者約100名と函館短期大学保育学科の在学生約130名、教職員等の計260名が出席し、アタッチメントや非認知能力に関する研究の動向や子供とのかかわり方についてお話を伺いました。

 子供は安定したアタッチメント関係の中で感情の制御や調律を経験します。そしてその経験が豊かであるほど、自他に対する基本的信頼感や自律性、自己効力感などを身につけていきます。そのためには養育者の存在やかかわり方が重要な鍵となりますが、保育所や幼稚園のような集団状況では、保育者が完全に母親の代わりになることが良いとは限らないこと、そして家庭とは違った形で子供とのアタッチメントの作り方があっても良いことを教えていただきました。「いつも誰かがいる」安心感より、「今はこの人がいる」という体制を築くことが大切ですね。遠藤先生のお話から、現在アタッチメントの研究が盛んに行われ、日々進化している現状を知ることができましたので、これからも変化を敏感に掴みながら知識を深めていきたいですね。
                                   (wrote and photo by Igarashi)